Smile Holic
Smile Holic
その笑顔、凶器にして劇薬
杞憂だったわ…かなりよかった。つーか、地味に奏に新設定追加じゃねこれ?
確かに、初登場も唯一のガチャ追加組という異例の事態だったし、只者じゃない雰囲気は
あったわけだが、まさか楓さんに憧れての芸能界入りとは…特別扱いも納得というか。
何かこう、お互い自分が求めているものを持っている者同士の諍いというか、
年齢の差がそのまま価値観の差につながった感じ?大人だからって、何もかもきっちりは
してないよねってのは、自分を見てもよく分かる。台本にしても、きっと何も書いてない
まっさらなの想像してたんだろうなと。それがガチで普通だったから、そこでまた幻滅 1 。
でもって、「ありのままを見てほしい」なんて追い打ちかけるから 3 アウトでブチギレ。
だから化けの皮剥がしてやろうと思ったが失敗。こんなのがまともに成功すると思うのも、
また微笑ましい。結局、いいように受け取るのが大人だからね。そこがズルさでもあるが。
その辺が理解できてないのがまた子供らしい。でも、割と本気だったんだろうなとも。
とにかく、崩してやりたくて仕方なかったんだろうね。憧れの存在があまりにも弱気で
自分勝手なこと言うもんだから、だったらやってやんよと。それで追い落としてやれれば
溜飲も下がったんだろうが、結果は見ての通り。その上、独り相撲でイラついてただけなのに、
向こうから頭下げてきたもんだから、それがまた気に障ってあんなことになってしまったと。
等身大の人間として見ていない部分があればこそ、そういう等身大の面を見るのが
辛かったんだろうが、それもまた憧れの押し付けでしかないわけで。それでも、大人なら
子供の憧れるヒーロー・ヒロインであろうとする矜持は持っていて然るべきとも思うんだ。
その外面と内面のギャップに幻滅されることもあろうが、それもまた魅力の一つであると。
とても綺麗な落としどころだったと思う。あと、最後のセリフが告白っぽくてエロい。
何かイケないものを想像しちゃうよね。お互い内面を曝け出しあった後ってのもあるし。
個人的には、奏のもっと感情的な様も見てみたかったが、普段と同じ程度で抑えるあたり、
本当に憧れなんだなと思えたのでよし。あれで無様晒してたら、ただのクソガキだわな。
そっちのが心に訴えるものはあったかもしれないが、それやったら憧れというより、
ただのストーカーに成り下がってしまう。憧れの存在と対等に立ち会えていればこそ、
そういうはしたない面を見せるわけにはいかんだろうよ。勝手な失望を押し付けちゃ、
それこそ自分が子供だって白状するようなもんだし。それを踏み留めたプライドこそ、
奏が憧れた「高垣楓」という完璧超人に対する最大限のリスペクトなんだろう。
楓さんのウワサ②についても、自分がそういう見方しかされてないことに対する
ご褒美みたいなもんなんだろうね。何でも完璧だと思われてるからこそ、ダメな面を
指摘されるのが逆に嬉しいというか。自分も普通の人間なんだと理解してもらうことが、
彼女にとっては安らぎになっているのだと。褒められっぱなしってのも疲れるよね。
いや、むしろ不安になると言うべきか。何とも思われてなさそうな気がして。
つーか、大人組の間じゃそういうカッコ悪いとこ見せあうのが当たり前みたいな風潮も、
やっぱりあるよね。公私は分けて考えるというか。いつもカッコつけてなきゃならんとか、
疲れるだけじゃん?でも、そうありたいと思うのが大人に憧れる子供の心情なのよなぁ…
その辺を知ることもまた、大人の階段といったところか。本当、奏純情かわいいわ。
あと、たった 2 人だけにしてはやけに濃密な内容だったなと。…ガルフロと違って。
フレが乱入したり川島さんが助言したりと、一応他アイドルの介入もあったとはいえ、
基本かえかなの 2 人だけで進行してたじゃん?の割に、中身の濃いコミュだったなぁと。
海外だから P が物理的に介入できなかったことも大きい。まあ、仮にいたとしても、
2 人の邪魔になってた可能性の方が高いからそもそもいらなかっただろうが。
つーか、本当に心配して来たんだろうなとクレクレを経た今なら思える。
それ以前なら、またお約束のひっかき回しが始まったくらいにしか思わなかったろうが、
実は真面目という面を知ってしまった今となってはね…やはり Lipps メンバーとしては、
放っておけなかったんだろう。…本当にひっかき回すためだけに来たのかもしれないが。
川島さんの助言に関しては、これが引き金になった節もあるので良し悪しか。
ただ、これがなかったら事が運ばなかったろうし、ファインプレーではあるよね。
大人の気遣いが裏目に出るってのは、子供を相手にするとよくあることだし。
特に、大人になりたいと強く願う子供に対してはね…本当に奏はかわいいなぁ。
とりあえず、クレクレに次いでアイドルらの見方が変わる良コミュでした。
この調子で、他の既存ユニットの馴れ初め話もやってくれれば俺得なんだが…(チラッチラッ
度合いとしては、TF からの美彩に近かったかもね。微妙からの良って感じだったから。
つーか、変な期待するからこの流れ止めろよ。いいものが続く流れこそが理想なんだし。
…ところで、奏の楓さんに対する感情は、ガルフロの歌詞で言うところの
「王子様は待ってないし ガラスの靴はイミテーション」にあたるのだろうか。
自分はそうは思わん。今回の件を経て、王子様もガラスの靴も本物になったのだと、
そう思う。それが、憧れの対象である自身への「覚悟の証」なんだろうから。
追記(2018/09/21)
ちょい補足。奏の場合、憧れからの模倣だけじゃなく、それを自己の確立にまで
昇華してるから、ガルフロの歌詞には当てはまらないと思う。楓さんに頭下げられた時、
もし感情的に思いをぶつけてたなら、失望による自己の崩壊につながったとも捉えられるが、
そうはならなかった。それは、自己が確立していればこそ耐えられたのではないかと。
つまり、憧れではあっても模倣の対象ではなく、あくまで自分は自分であると。
自分が強く気高くあるための、目標というか希望に近い存在なんだろう。憧れへの想いが
自己を確立しているのではなく、憧れを想い、なお自分らしくあろうとする心が自己を
確立しているのだと。本当に純真な娘だよ…だからこそいじりたくなるんだろうな。
確かに、初登場も唯一のガチャ追加組という異例の事態だったし、只者じゃない雰囲気は
あったわけだが、まさか楓さんに憧れての芸能界入りとは…特別扱いも納得というか。
何かこう、お互い自分が求めているものを持っている者同士の諍いというか、
年齢の差がそのまま価値観の差につながった感じ?大人だからって、何もかもきっちりは
してないよねってのは、自分を見てもよく分かる。台本にしても、きっと何も書いてない
まっさらなの想像してたんだろうなと。それがガチで普通だったから、そこでまた幻滅 1 。
でもって、「ありのままを見てほしい」なんて追い打ちかけるから 3 アウトでブチギレ。
だから化けの皮剥がしてやろうと思ったが失敗。こんなのがまともに成功すると思うのも、
また微笑ましい。結局、いいように受け取るのが大人だからね。そこがズルさでもあるが。
その辺が理解できてないのがまた子供らしい。でも、割と本気だったんだろうなとも。
とにかく、崩してやりたくて仕方なかったんだろうね。憧れの存在があまりにも弱気で
自分勝手なこと言うもんだから、だったらやってやんよと。それで追い落としてやれれば
溜飲も下がったんだろうが、結果は見ての通り。その上、独り相撲でイラついてただけなのに、
向こうから頭下げてきたもんだから、それがまた気に障ってあんなことになってしまったと。
等身大の人間として見ていない部分があればこそ、そういう等身大の面を見るのが
辛かったんだろうが、それもまた憧れの押し付けでしかないわけで。それでも、大人なら
子供の憧れるヒーロー・ヒロインであろうとする矜持は持っていて然るべきとも思うんだ。
その外面と内面のギャップに幻滅されることもあろうが、それもまた魅力の一つであると。
とても綺麗な落としどころだったと思う。あと、最後のセリフが告白っぽくてエロい。
何かイケないものを想像しちゃうよね。お互い内面を曝け出しあった後ってのもあるし。
個人的には、奏のもっと感情的な様も見てみたかったが、普段と同じ程度で抑えるあたり、
本当に憧れなんだなと思えたのでよし。あれで無様晒してたら、ただのクソガキだわな。
そっちのが心に訴えるものはあったかもしれないが、それやったら憧れというより、
ただのストーカーに成り下がってしまう。憧れの存在と対等に立ち会えていればこそ、
そういうはしたない面を見せるわけにはいかんだろうよ。勝手な失望を押し付けちゃ、
それこそ自分が子供だって白状するようなもんだし。それを踏み留めたプライドこそ、
奏が憧れた「高垣楓」という完璧超人に対する最大限のリスペクトなんだろう。
楓さんのウワサ②についても、自分がそういう見方しかされてないことに対する
ご褒美みたいなもんなんだろうね。何でも完璧だと思われてるからこそ、ダメな面を
指摘されるのが逆に嬉しいというか。自分も普通の人間なんだと理解してもらうことが、
彼女にとっては安らぎになっているのだと。褒められっぱなしってのも疲れるよね。
いや、むしろ不安になると言うべきか。何とも思われてなさそうな気がして。
つーか、大人組の間じゃそういうカッコ悪いとこ見せあうのが当たり前みたいな風潮も、
やっぱりあるよね。公私は分けて考えるというか。いつもカッコつけてなきゃならんとか、
疲れるだけじゃん?でも、そうありたいと思うのが大人に憧れる子供の心情なのよなぁ…
その辺を知ることもまた、大人の階段といったところか。本当、奏純情かわいいわ。
あと、たった 2 人だけにしてはやけに濃密な内容だったなと。…ガルフロと違って。
フレが乱入したり川島さんが助言したりと、一応他アイドルの介入もあったとはいえ、
基本かえかなの 2 人だけで進行してたじゃん?の割に、中身の濃いコミュだったなぁと。
海外だから P が物理的に介入できなかったことも大きい。まあ、仮にいたとしても、
2 人の邪魔になってた可能性の方が高いからそもそもいらなかっただろうが。
つーか、本当に心配して来たんだろうなとクレクレを経た今なら思える。
それ以前なら、またお約束のひっかき回しが始まったくらいにしか思わなかったろうが、
実は真面目という面を知ってしまった今となってはね…やはり Lipps メンバーとしては、
放っておけなかったんだろう。…本当にひっかき回すためだけに来たのかもしれないが。
川島さんの助言に関しては、これが引き金になった節もあるので良し悪しか。
ただ、これがなかったら事が運ばなかったろうし、ファインプレーではあるよね。
大人の気遣いが裏目に出るってのは、子供を相手にするとよくあることだし。
特に、大人になりたいと強く願う子供に対してはね…本当に奏はかわいいなぁ。
とりあえず、クレクレに次いでアイドルらの見方が変わる良コミュでした。
この調子で、他の既存ユニットの馴れ初め話もやってくれれば俺得なんだが…(チラッチラッ
度合いとしては、TF からの美彩に近かったかもね。微妙からの良って感じだったから。
つーか、変な期待するからこの流れ止めろよ。いいものが続く流れこそが理想なんだし。
…ところで、奏の楓さんに対する感情は、ガルフロの歌詞で言うところの
「王子様は待ってないし ガラスの靴はイミテーション」にあたるのだろうか。
自分はそうは思わん。今回の件を経て、王子様もガラスの靴も本物になったのだと、
そう思う。それが、憧れの対象である自身への「覚悟の証」なんだろうから。
追記(2018/09/21)
ちょい補足。奏の場合、憧れからの模倣だけじゃなく、それを自己の確立にまで
昇華してるから、ガルフロの歌詞には当てはまらないと思う。楓さんに頭下げられた時、
もし感情的に思いをぶつけてたなら、失望による自己の崩壊につながったとも捉えられるが、
そうはならなかった。それは、自己が確立していればこそ耐えられたのではないかと。
つまり、憧れではあっても模倣の対象ではなく、あくまで自分は自分であると。
自分が強く気高くあるための、目標というか希望に近い存在なんだろう。憧れへの想いが
自己を確立しているのではなく、憧れを想い、なお自分らしくあろうとする心が自己を
確立しているのだと。本当に純真な娘だよ…だからこそいじりたくなるんだろうな。
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1.5 しゅうねんドクター
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